気がつけば、パースで本当に何もせず、どこにも行かず、2ヶ月が経ってた。
最初のうちは、シェアルーム探そうとか仕事探そうとか思ってたんだけど、何だが探しているうちに面倒くさくなってきた。海外に来てまで、あえてやらんでも良いことだなぁと。別にこれといって珍しいものないんだもの。
ってことで、ジンベイザメが見れる Exmouth(エクスマウス)への移動を考えて、調べてみたところ、4月までホエールウォッチングの船がない!!地球の歩き方に3月から見れるって書いてたのですが、それはあくまで"出現する"って意味だったようで。。ちゃんと書いとけよ!2月中旬にジンベイザメは出現してたんですが、ツアーがない。。
と、4月まで特にやることがなくなってしまったので、ほとんどばっパーに引きこもってました。ポケーとしていたら誰かしら話しかけてくるし、ビールくれるし。ヘンプのアクセサリー作りをちょっと教えてもらったり、壊れたアクセサリーをリメイクしたり、ポイの練習したり、料理に少しこってみたり。
それでも2月の終わりごろから、本格的に間が持たなくなってきたのと、ベッドバグが出現したのとで、毎日の生活に"職探し"というオプションをつけてみました。3つぐらいのジョブエージェントに、「ファームのお仕事ありますかー?」とたずねて回って、たいてい「今日はないよ。また明日。」といわれておしまい。むなしい。
ベッドバグっていうのは、ダニの巨大なヤツです。寝ている間に噛まれて、超かゆい。最初はいなかったのに、いつの間にかベッドに繁殖していたようで、もう大変。足、腕、首、腹、いたるところに噛まれたあとが。日本に帰ったらお見せしますねー。汚いですよー。海外旅行保険を、人生で初めて活用しました。日に日に増えるバグ跡に、どんどん弱っていく精神状態。ベッドマットを3回くらい交換してもらって、やっと落ち着きましたが。
それでも宿を変えずに、ずっと Cheviot に滞在してたのは、立地が良いのと、フリースペースがくつろげるのと、安いのと、客が良いって理由です。パースに来てからでかい花火大会が4回ほどあったんですが、全部宿or前の公園から眺めてました。町まで近いので、バスが無料ってのもうれしい。
まぁ、そんな感じで、本当に何もしていないパース生活なのでした。ゆるゆる。
*** パースの風景 ***
*** ポイ遊び ***
タマミちゃん、ポイへい君
今までの人生で、この上ない堕落した生活を満喫しています。
朝起きて、あー、今日もあっついなぁ・・・と思って、ベランダでのんびり。
昼ごはんに何か適当に作って食べて、またベランダでのんびり。
夕方になってビールを飲んでのんびり。
夜ご飯食べてまたビール飲んでのんびり。
先日は、たまたま遊びに来ていたおじさんにご飯をあげたら、「仕事をしていないんだったら、ITの仕事を紹介するよ」と、仕事のオファーを頂いた。英語のスキルも、今の程度しゃべれてるなら十分とのお墨付き。
でも、もうちょっとのんびりしていたいので、一応保留。
そうそう、英語。
この前、TOEICの模擬試験を受けてきました。ListeningとReadingだけのテストでしたが、990点満点中、720点。思ったよりは良い点数で、まぁ満足。本番のテストでも同じくらいの点数になると良いなぁー。
あと、最近はポイというニュージーランドのマオリ族の女性の遊びを練習中。日本に帰ってから披露できるくらいになると良いなぁ。
なーんてほにゃほにゃとすごす、パース生活なのでした。もうちょっとのんびりしてくるよ。
シドニーで2週間ほど海辺を歩いたりピアノを弾いたりクマ作ったりした後に、Perth(パース)に移動してきました。何でパースなのかといえば、何となく・・・です。ツンに東北(ケアンズとか)よりパースの方がいいんじゃない?といわれたのも大きな理由。
東の端っこから西の端っこに移動するには、バス・列車・飛行機という選択肢があるのですが、時間はたくさんあるし、安いし、ということで列車にしました。インド洋と太平洋を結ぶから「インディアンパシフィック号」。わかりやすい。
シドニーの Central(セントラル)駅を出てから、パースの East Perth(イーストパース)駅まで、3泊4日。超長い。
1/19 14:55にセントラル出発。普通席のレッドカンガルーはほぼ満席。窮屈なのでラウンジカーでビール飲んだりコーヒー飲んだりをひたすら繰り返しながら英語のお勉強してました。ほかのお客さんとおしゃべりしてても良いのだけれど、4日間話しかけ続けられると疲れちゃうので、できるだけ目をあわさないように。。
1/20 昼過ぎにアデレード着。町に出ても良かったんだけど、そんなに興味がないので駅でぼーっとすごした。数時間後に出発。
1/21 列車はまったく止らず。軟禁状態に耐えられなくなってきた。外の景色は寝てもさめてもナラボー平原。オーストラリアは何でもでかいな。勉強にもさすがに飽きてきたので、ほかの旅行客とちらほら会話。「オーストラリアって良いよねー」と言われて、心底面倒くさい気持ちになる。否定はしないけど、同意できない。パプワニューギニアから来たおじさんは、何だかいろいろ笑わせてくれた。
1/22 10時ごろ、ようやくパースに到着。いろんな宿にTelするも、満室で困り果てていたところ、駅にピックアップに来ていたおじいさんの宿についていった。Cheviotという、最初に予定していた宿のひとつ。らっきー。
ってな具合に、非常に嫌世的な心境で過ごした4日間なのでした。
パパさんとの最後のカヴァ晩酌とお見送りでは、当日まで平気平気と思っていたけれど、やっぱり一ヵ月半一緒に暮らした人たちとのお別れは悲しかったです。泣かないんだけどね。
ホストファミリーと別れた後は、学校の生徒にちょくちょくご挨拶して、チェックインまでの時間をつぶしてました。時間いっぱいまで付き合ってくれたヒロコ、ありがとうーー。
29日夜、またシドニーのツン宅へ。ご飯を作って待っててくれて、感激!久しぶりに丁寧に味付けされたお料理を堪能しました。塩味でもカレー味でもない家庭料理って素敵。。
30日は Bondi Junction (ボンダイ・ジャンクション)で夏のセール品のお買い物。セクシーめなビーチ用黒ドレスを$15でゲット。かわいいサンダルも欲しかったんだけど、荷物の都合で却下しました。
荷物といえば、フィジー入りした時の私のバックパックは17kgでしたが、フィジーを出るときには制限ぎりぎりの20kg弱に。ついでに手荷物バッグも一つ増えた。フィジーでご近所さんだったナフィというおばさんが山のように服をくれて、一通り持って帰ってきたから、すっごい重かった・・・。
そして31日。いよいよ大晦日です。毎年恒例イベントの花火です!この日のためにこの時期にシドニーに来たのよっ!!
21時の花火はダーリングハーバーの橋から。打ち上げ場所のすぐ横なので、すっごい近い!しかも人少なくて快適。日本だったら、もう橋なんて歩けない程の人で埋まるはずなのに、なんだか空いてました。
そして1日0時、こちらはツンのお友達の勧めで、ハーバーブリッジの下から鑑賞。オペラハウスをバックに、バンバン上がる花火に感動!すげーーー。絵葉書みたいーーー。ハーバーブリッジの上で上がるやつは見れないんですが、オペラハウスと花火という構図がこんなに綺麗に見えるなんて、観光客にとっては最高の場所でした。
ハッピーニューイヤー!と叫びながら、思う存分花火を堪能できて、良い年明けとなりました。
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みなさん、あけましておめでとうございます。
今年はもうしばらく旅を続けてから日本に帰ります。とにかく色んな経験をして、思い出たくさん作って、最高の一年にできるよう、がんばります。
みなさんの一年も、素敵なものになりますように。
本年も、なにとぞよろしくお願いいたします。
マナ島の教会は海辺にあって、青い海をバックに良い雰囲気でした。誓約の言葉を全て英語で言わなければならないようで、前日、兄の練習につき合わさせられましたが、その甲斐あってつつがなく終了。コーラス部隊がとても陽気で、厳かに・・・というより明るく楽しい式を挙げたい人にいい感じ。
兄はがんばっておしゃれしていたけれど、どうにも七五三に見えて面白かったです。花嫁はきれいでしたよー。ドレスが可愛らしくて、よく似合ってました。もともと可愛らしい人なんですが、どんなじょせいもこの日は150%の力を発揮して綺麗になるもんなんですね。
式のあとは教会の鐘ならしてネームプレートを打ち付けて、別のビーチのバーに移動。ケーキカットしてシャンパン飲んで写真撮影して・・・ひたすら景色は素晴らしいんですが、何よりも暑い。蒸し暑い。天気が良くなれば良くなるほど暑くて死にそうで、ケーキカットや乾杯の瞬間を除いて、そそくさと日陰に避難してました。母が気合を入れて着物で参列してたんですが、暑さで倒れるんじゃないかとはらはらでした。
式が粛々と進む中、両家の家族を見ていると、こういう形の親孝行もやっぱり大切だよなぁ、と思った。別に結婚式なんて宗教も法律もまともに意識していない日本人にとっては、ただのイベント事でしかないけれど、きちんと親が親としての立場で参加できる数少ない場面を用意するのも、孝行だよなと。自分が誰かと結婚するとは夢にも思っていませんが、まぁする機会があれば良い式を挙げようと思います。
式以外では新郎新婦の行動が常識外に飛び出していた場面も多々ありましたが、今後、幸せな家庭を作りながら、少しずつ彼らが成長していってくれるよう願っています。
苦言めいたことを沢山言おうかと思いましたが、きちんとかわいい嫁さん見つけて、ちゃんと式挙げて、きちんと家族を喜ばせた事を差し引きすれば、十分にプラスであって、今のところマイナスばかりの私よりはちゃんとしているので、言える立場でもないなと思ってやめておきます。東京で挙げる二回目の式で、同じ失敗をしないでいてくれたら良いなぁ。
最後に、ネットで公開するようなモンでもないですが、ひとまず気にせずに兄と兄嫁へのお手紙。
お兄ちゃんへ
結婚おめでとう。最初にカヨさんを見た時は、あまりにもおにいちゃんにはもったいない可愛らしい明るい女性で、いつお兄ちゃんが捨てられるのかと心配したものでしたが、今回こうして結婚に至ってほっとしました。よくやった。
カヨさんに会ってから、丸々してた体が少しずつスリムになって、顔もスッキリしてきて、仕事もなんとかして、一人前になりつつある過程を楽しく見ていたけれど、今回の再会でまた一歩前進したお兄ちゃんの姿が見れて良かった。
これまではカヨさんに一方的に支えてもらって、方向を示してもらって、進んできたんだろうけれど、これからは夫として、妻をしっかり支えられる、強い頼りになる男になってください。とはいえ、あせって何かができるほど器用じゃないんだから、カヨさんとよく相談して、ゆっくり確実にね。
人生に早道なんてない。だから焦っても仕方ないし、一歩ずつ進むことの大切さを理解して、しっかりカヨさんと共に歩いてください。
頑張って。そして、おめでとう。
カヨさんへ
結婚おめでとう。そして、兄を選んでくれて本当にありがとう。初めて会った時から、本当に良いイメージしかなくて、兄の彼女ではなく私の友達だったらなぁ、と思っていました。だから、今回、正式に義理の姉妹という関係になれて、本当に嬉しい気持ちでいっぱいです。
すでに十分に知っているとは思いますが、兄は頼りないし、いまだに世間知らずなところも多々あるし、カヨさんが負担を感じることも多いかと思います。それでも、兄の両親譲りの人の良さとやさしさは、他の誰よりも保障しますので、兄の気持ちを信じて、兄との人生を仲良く、そしてカヨさんらしく、明るく歩んでください。もし、兄が間違った方向に進みそうな時は、カヨさんの上手な(得意な?)手綱さばきで、正しい道に戻してやってください。
そして、何か困ったことがあれば、いつでも相談してください。私のできる範囲で、何でも力になります。それから、私が日本に帰ったら、今度ゆっくりお茶しましょう。兄抜きで(笑)
佐藤家に来てくれてありがとう。そして、おめでとう。
最後に・・・お二人とも、お幸せに!
--- マナ島おまけ写真 ---
性格は慎重派と思われる事が多いですが、気合と根性で何でも解決しようとするフシがあります。ノリは体育会系。