気がつけば、4ヶ月まったく何もせずに過ごしたオーストラリア。日本に帰ってやりたいことが出てきたので、日本行きの飛行機チケットを探しにネットカフェに行くと・・・こたにんさんから南米行きますかーとのメールが届いてた。ってことで、次の行き先が急遽決まり、あわてて出国です。
4/12-18 エクスマウスからパースに戻った。前日に予約していたので難民にはならずにすんだ。またCheviotに戻ったのですが、失敗でした。ベッドバグにやられまくり。そろそろパースも寒くなって、バグも終息したと聞いていたのに、日々増える虫刺され。ほかのところに移りたかったけど、パースの宿不足はまだまだ続いていたので移動もできず。オーナーのジョアンに言うと、「お前がバグ持ち込んだんだろう」と案の定言われるし、ベッドのクリーニングの後、毛布がないってことで毛布なしで過ごすことになるし、結構散々な状態でした。TVルームで寝てたり。
今回は、以前いた日本人の皆さんはシェアに移ってしまっていたようで、本格的に台湾人宿になってました。客の80%くらい台湾人。なんだか数名のタイワニーにやたらと気に入られて絡まれまくる毎日。暇なのでいいけど。
最終日(予定)だった18日は、いろんな人とお別れのご挨拶。ポイ先生だったポイへい君が、最後のファイヤーポイやってくれたのはうれしかったなぁ。夜はグランパがまたラム肉のごついやつを買ってきてくれて、ローストにしておいしくいただきました。
4/19 シドニーに向けて、ふたたび3泊4日列車の旅、出発!!!のはずが。
宿をチェックアウトしようとレセプションに向かうと、タイワニー友達のメロンちゃんが、「Your train has been canceled!!!」と慌てて知らせにきてくれた。キャンセル??何ですと??よく聞いてみると、メロンちゃんの他の友達も同じ便でシドニーに行くはずだったらしく、コンファームの電話をすると、キャンセルだよと言われたらしい。
飛行機ならともかく、列車がキャンセルというのがにわかに信じられず、ネット中だったロッキー君にちょこっとネット使わせてもらって、オフィシャルページを確認。確かに「Canceled」の文字。会社のオフィスに電話をすると、やっぱり「Canceled」と言ってる。確認すれば確認するほど確実になっていくキャンセル。
実は列車でシドニーに着いた翌日は、すぐ飛行機に乗ってタヒチに向かう予定だったので、超あせる。というか、愕然として、10分ほど放心状態。
埒が明かないので近くのEast Perth駅まで直接行って、インフォメーションのおばさんに話を聞くと、脱線か何かで、アデレード-パース間で電車が止まっているとのこと。3日後の次の便まで待ってくれ、と言われたけど、「24日までに絶対にシドニーに行かなきゃいけないの!」と散々訴えると、後で会社から電話で連絡するから、その人に相談するよう言われた。
そして電話がかかってきて・・・私が出来ることは、返金(私は半年パスなので、今回払った燃料費30ドルだけ)か、次の振り替えのどちらかと言われた。振り替えは飛行機に絶対に間に合わないからバスか飛行機の代替を用意してよ、と泣きそうになりながら訴えると・・・「それじゃあ、飛行機のチケット、590ドルで用意してあげるわ。買う?」と言われて、ブチ切れ。
お前の会社は何か?人の金取るだけとって責任は取らんのか。人の金を盗むようなことするんじゃねえ!!
と電話ごしにキレた。周りにたまたま居合わせたタイワニー、ドン引き。半年パスの代金を返金するか、他の移動手段を用意するか、どっちかやれよと延々と説得するけれど、しまいに電話の向こうが泣き声になってきてしまったので、もう無理だと思って電話を切った。今は旅行中だし慌しいので、後で絶対にパス代取り戻してやる。
午後、いろんな方法を探したけれど、22日のシドニー行き飛行機のチケットを312ドルで購入。
とまぁ、大波乱な一日でした。知らせてくれたメロンちゃん多謝!チェックアウト後だと、確実に宿無しというおまけの不幸までついてくるところでした。
4/20-21 いろんな人に19日に出るよと連絡してしまったので、誰にも会わないことを祈りつつ、ひっそりと暮らす。それでもパースの町は狭いもので、いろんな人に発見されて、そのたび説明。いや、説明するのは良いんですが、恥ずかしいじゃないですか。ちゃんとお別れの言葉とか言っちゃった後で会うの。21日の本当の最終日は、またグランパがおしゃれカフェにランチにつれてってくれました。ありがとうー。
4/22-23 シドニー着。今回は自分のバッグに、ベッドバグが潜んでいる可能性が高すぎるので、ツン宅ではなく、シティのバッパーに宿泊。お昼と夜はツンと一緒にご飯して、ミソジ女談義を楽しむ。一日目のディナーは韓国なべ。二日目はとんこつラーメン。おいしいーーー。シドニーはやっぱり食事事情が良いね。
ツンがお仕事中、私は心のオアシスまんが喫茶でジャンプを読み漁る。のだめも読んだ。幸せ。
最終日の朝、ツンがバッパーまでお見送りに来てくれた。お餞別にと、2冊の本と、折り畳み傘!ここ半年、ずっと傘無し生活してたので超うれしい。本当、今回もありがとね。次に会うのは日本でしょうか?
ってことで、4ヶ月過ごしたオーストラリアは、ドタバタ混乱の中で幕を引きました。もう何の未練もねぇよ。さらば!!
性格は慎重派と思われる事が多いですが、気合と根性で何でも解決しようとするフシがあります。ノリは体育会系。