10/04 朝5時半に目がさめて、昨日朝食にと買ったウベ餅が蟻に奪われたことに落胆しながら、本日からの予定を悶々と悩む。一応、ミソジを迎える記念すべき日が翌日なので、どこで過ごすのかは大きな課題なのです。
選択肢は次の3つ。
1)ドゥマゲティからシキホールに渡り、呪術師さんに合う。
2)パングラオで贅沢三昧リゾート
3)イロイロに戻って、いろんな人におめでとうを言ってもらう。
3は一番楽しく過ごせそうなのですが、出てきてそんなに日が経ってないので、なんだか今戻るのは負けのような気がするのでなし。1はかなり興味津々なのですが、情報が少なくてたどり着ける自信がちょっとない。
そんな消極的な理由で、2のリゾートに決定。いつもは10ペソ単位で出ししぶる生活ですが、自分への誕生日プレゼントだと思って、お金のリミットをはずして楽しもう!
ということで、ジプニーに乗り込み Panglao(パングラオ)の Alona Beach(アロナビーチ)へ。
どうやら今は中国のお休み中らしく、いくつかのホテルが満室で断られる。一つ空いているところが見つかったのでお部屋チェックすると、2階建て!ついでにキッチン付き!お値段は、そこまでバカ高くない900ペソ。ここに一人で泊まるというのはちょっとイタい気がしましたが、宿無しになるのは困るので決定。ついでにドルフィンウォッチングも予約。
荷物を部屋に置いてから、プラプラご近所歩き&ダイビングショップ探し。適度にリゾート化されたこのビーチには、マッサージのおばちゃん、サングラス売りのおじさん、貝殻売りの子ども、アクセサリー売りのおばあちゃんなんかがたくさん。お客さんは欧米人+少しの中国人・韓国人。ダイビングショップはたぶんこのビーチで一番よいお店の Sea Explorer に決定。
午後に早速1ダイブ。Alona Beach Sanctuary というポイント。バディは STEFAN というダイブマスターお勉強中の陽気なおっちゃん。
季節のせいで、水の透明度はいまいちでしたが、ばかでかいジャイアントバラクーダなんかを見てご満悦。何年かぶりのダイビングだったのですが、楽しく70min、海の世界を堪能してきました。
10/05 この日は朝からダイビング三昧。バリカサグ島というところまでボートで行ってから、3ダイブ。バディは Arman というダイブショップのおじさん。
1本目:Black Forest。珊瑚がたくさんの壁沿いに60minほど潜った。季節がよければハンマーヘッドシャークがねらえるんですが、今は時期じゃなくて見つからず。ウミガメ見れたよ!
2本目:Divers Heaven。至る所に珊瑚の山があって、魚がいっぱい。ほんとにダイバーの天国だな、って思いながら潜りました。マクロ派にもうれしいウミウシたくさん。ウツボとかも。
3本目:Cathedral。2本目と同じ場所かと思うような雰囲気なんですが、刺身にしたらおいしいらしいイカをみた。あと、カタクチイワシっぽいやつの大群。
2本目のときに、でっかい水色のクラゲをみたのですが、その時にクラゲに刺されたっぽい。水の中で自分の手がポコポコと腫れ上がるのにドキドキ。船で、ほかのダイバーおっちゃんに薬もらった。
夜はショップのお姉さんとお食事。半日海に出ていたせいか、ずっと船に揺られている感覚にふらふらしながら、ヨーロッパの人々についてお話聞いてました。私にはまだ見分けがつかないけれど、国ごとでやっぱり性格が違うそうです。
そんな感じでゆるゆる過ごした30歳の誕生日なのでした。特に感慨深いものは何もなく、なんだか平常通りの一日だったなぁ。
ちなみに、いろんな人に誕生日なのとふれ回ると、必ず「何歳?」と聞かれるので、年齢当てクイズを開催してみました。結果はこんなかんじ。
20:1人、24歳:1人、25歳:3人、26歳:1人、28歳:1人
まぁ、外国の人にも20代後半に見えるんだねというところに軽くがっかりしながら、若返りを決意。日本人のおっちゃんには23歳って言われたよ。気を遣いすぎだ!
10/06 朝5時に起きて、6時からドルフィンウォッチング。船をチャーターするんですが、一人で一隻借り切るのはまた、ちょっとイタい感じでしたが、気にせずGO。ドルフィンウォッチングするには、なみがちょっと高くて見れないかも、と不安でしたが、いくつかの群れを見てご満悦。頭がデコッパチなイルカなんだけど、種類はわからず。写真の中に一応イルカ写ってるんですが、、シャッターチャンス逃しまくりでわかりにくいですね。
9時にホテルをチェックアウトして、タグビラランに戻る。前と同じホテルに行くと「同じ部屋空いてるよー」とのことで、迷わずチェックイン。その後はお昼寝して、この町最大の Island City Mall でゆるゆる。
4ダイブと早起きドルフィンウォッチングと移動を3日に入れると、さすがに疲れるなぁ。
10/07 朝5時半に起きて港へ。8時のフェリーで、Negros(ネグロス)島のDumaguete(ドゥマゲティ)に移動。週末は観光局が開いてないので、現地の地図が入手できなかったのですが、小さな町なので、中央の公園と海の方向だけをたよりに町歩き。
海辺の通りに公園・・・とまではいかないけれど、小さな緑のスペースがあって、ベンチも置いてあるところがありました。地元の人々の憩いの場になってる様子。
ゴミが全く落ちてないなぁと思ったら、ポイ捨て禁止の町らしい。
町の中心は、割と大きめのデパートなんかもあって、活気があります。中心の通りからちょっと離れたところには、かなり大きいマーケット。
なぜかヨーヨーがはやっているらしく、至る所で売ってました。写真はちょっと分かんない感じだけど。。ちなみにこっちでも「ヨーヨー」と言って売ってたよ。微妙に発音が違うんだけど。
と、そんな感じで気分よく町歩きをしていたのですが、いい感じの安食堂を見つけられず。仕方なく
海が見えるシェーキーズ(日本にもあるピザ屋さん)でお昼ご飯。
・・・とお店に入ろうとした瞬間、日本語をしゃべるおじさん達に遭遇。旅行かリタイア組かはわからないですが、各おじさんとも、横に若いフィリピーナを従えてヘラヘラしていて、テンション急降下。なんだかなぁ・・・と思いながら食事をしていると、目の前の席に、おそらく華僑と思われるデブ4人家族。
彼らのオーダーを見たら、
ジョッキのスプライト×2、ミートソーススパゲティ+パン付き×2、ペパロニピザ
が一人分でした。
炭水化物と糖分ばっかじゃないか!というこの国の悪習に加え、金持ちの嫌な振る舞いを存分に見せつけられて、私の嫌ゲージがMAXになり、この町はさっさと引き上げようと決意。
ここには、シキホール島、アポ島、スミロン島という、良いダイビングスポットがたくさんあるんですが、こんな人たちが客なのかと思うと行く気が起きず。町自体はそんなに悪く無かったんだけどなぁ。。残念。
10/08 5時に起きて、ネグロス島内でドゥマゲティと反対側にある Bacolod(バコロド)まで、バスで移動。山越えなので、景色が楽しい。サトウキビの産地なので、トウキビ畑がたくさん。
車掌さんがナンパをしてくるので、ちょっとウザいです。フィリピンはバリに次ぐ、東南アジアのナンパ天国だと思う。一目惚れが流行のようです。こういうとき、現地の携帯電話を持っていると、後でメールするよと言えば引き下がってくれるので、便利だなぁと実感。
バコロドの町に着くと、町の至る所にフェスティバル用の仮面がたくさん。ガイド本にはそういう情報が無かったのでなんだなんだ?と聞くと、MassKara Festivalというのが 10/19 に開催される様子。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%89
祭りまで待ってたい気持ちもあったのですが、10日も先なので今回は断念。
中心にある公園も店がたくさん出ていて、なんだか町全体が明るい雰囲気。安食堂もちらほら見つかったし、なんとなく良い町で好きなんですが、観光地ではないので見るところもすぐに底を尽きて、翌日には移動しようと決意。
最近できたらしい、イロイロよりもでかい SM City に寄り、軽く驚きながら夜の帰り道。SMから町の中心に続く道が、夜店の山・山・山。雰囲気は日本のお祭りのようでした。観覧車も3つくらいあるし、おもちゃ・仮面・服・アクセサリーの夜店がところ狭しとひしめき合ってるし、地元の人たちがみんな出てきているんじゃないかと思うほどにぎやか。
バコロドは焼き鳥がおいしいと有名なようだったので、SM City から出てすぐにある焼き鳥通り(私命名)のうちの一軒で、焼き鳥堪能してきました。胸肉とハツ。うまかったーーーーー。
次は、イロイロに一度戻ります。パラワン行きの船がイロイロから出ているらしいという情報を手に入れたので。
性格は慎重派と思われる事が多いですが、気合と根性で何でも解決しようとするフシがあります。ノリは体育会系。